形見分け

 10月の中旬、母が90歳で天に召されていきました。50代で大病を患い、約20年前から透析を行っていました。しかし、ボケることもなく日常生活は最近までほぼ自分でできました。9月には、長寿のお祝いをしたばかりでした。

 

 母も、mono作りが大好きで、洋食が珍しかったころから、ハンバーグ、サンドイッチ、ケーキなどをよく作ってくれました。私の誕生会では、お子様ランチを作って友達をびっくりさせていました。

 仕事をもちながらも、趣味は多彩で、(ブームがあったようですが…)刺繍、棒編み、粘土細工、機械編み、ぬいぐるみ・アップリケなどを作っていました。私は母のそんな姿に大きな影響を受けたと思います。

 

 5年ぐらいまえに、母が持っていた刺繍糸、ビーズ、パッチワークの布などを譲りうけていました。今回、押入れの中にあったものを形見分けとしてもらってきました。

   

 

 家族の笑顔を見たくて色々作ってくれたのだと思います。私もたくさんの人を笑顔にできたらいいなあと思います。

 使えそうなものはきれいにして大切に使っていきたいと思っています。 

 

2017年11月10日